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活発な同窓会活動をめざして

 本年3月に森村学園を卒業された皆様、同窓会へのご入会を心より歓迎します。 おおよそ200名の卒業生の皆さんを本年も同窓会員としてお迎えすることができました。 卒業生の皆様は学園を卒業し学生として、あるいは社会で新たな活躍をされるとき、同窓会を通して新たなる親睦の機会が得られればと思います。

 現在の森村学園同窓会の活動は、各クラス単位でのクラス会を中心とした活動、これに10年単位の卒業クラス会の支援、年1回のクラス幹事、評議員参加の同窓会総会の開催、学園バザーへの参加が主なものです。 活動はボランティアに支えられ、会員の相互親睦が活動の中心となっております。

 同窓会では、理事の方々を中心に“同窓会とは、同窓会のあるべき姿、活動内容、母校の応援”などについて議論を始めております。より多くの卒業生が同窓会の活動に参加し活発な同窓会となるにはどうしたら良いか。多くの卒業生の皆さんにご意見をいただき、議論を深めて行きたいと思っております。 その結果、同窓会の活動が活性化され、卒業生の親睦の場から卒業生にとっての大事な母校の発展に寄与できる同窓会になればと考えます。
 皆さんのご協力をお願いします。

 学園では創立100周年事業として、中高等部校舎建設、幼稚園遊戯場とプール建設等の計画が進められております。これらの事業により学園の教育施設が整備されます。この学園の事業に対して我々卒業生一人ひとりができる範囲の支援を継続的に行っていくことで、学園とともに100周年を迎えることができると思います。 森村学園創立100周年記念施設整備事業募金に対する同窓生の皆様のご支援をお願いいたします。

4人の同窓会会長との出会い

 私と学園との御縁は、初等科(当時は部ではなく科でした)5年の編入試験での入学からで、約60年になります。

 その60年は私の初中高の学生生活8年、娘二人の父兄として約20年、そして同窓会に携わって約30年になります。その30年の間、学園創立80周年、85周年、90周年、そして95周年記念親睦会開催のお手伝いの一員として、参加させていただきました。 そして30年の間、4人の同窓会会長と出会い、それぞれ違う形でのリーダーシップの下で、御一緒に同窓会のお仕事をさせていただきました。 その方々とは、恐らく私が同窓会の一役員であったからこそお会いする事が出来たのだと、年月が経つにつれ、その思いが募ってまいります。 その方々のお一人は、まず80周年の時の会長の今は亡き竹見淳一会長です。 理事会の度に名古屋から御出席下さり、そのお姿を末席から窺うのみでした。 親睦会をぜひ高輪でとの事で佛所護念会をお借りしての開催になり、お天気にも恵まれ盛会に終わり、青年のごとく喜んでいらした御様子を今も忘れる事が出来ません。 次に85、90周年の時の高島信之会長です。親睦会を長津田のキャンパスをお借りしての開催でした。学園との折衝事などと、多大なる御尽力をいただきました事、これ又忘れられません。 洒脱な語りで時にはユーモアも交えての御指導を頂いたものでした。 3人目は95周年の時の藍澤基彌会長でした。 この時の親睦会は、ホテルでの開催となりました。 動員数などの今までと又違ったご苦労がおありだったと思いました。 いつも冷静に、紳士的に、リーダーシップを発揮されていらっしゃいました。 最後は、現会長の松本茂会長です。 学園創立100周年を2年後に迎えます。 今や同窓生数約12,000人を超える大きな組織になってまいりました。 これからはますます若い力で、若い考えでのリーダーシップで、森村学園のすばらしい伝統を守りつつ、同窓会を引っぱっていただきたいと思います。

 こうして30年を振り返ってみますと、歴代会長はじめ役員の皆様との出会いは、私の宝物でございます。 今年の卒業生も、間も無く同窓会の一員になられます。 皆さん揃って同窓会に遊びに来て下さい。 すばらしい先輩達との出会いが待ってますよ。 そして、楽しいですよ。